検索順位が下がってしまう原因とその対処法

ペナルティの項目でも触れた通り、低品質なサイトからの被リンクを大量に設置することで検索順位は下がってしまいます。
この行為を「ネガティブSEO」と呼び、リンク本数の急激な上昇やアンカーテキストに対するキーワードの不自然なマッチといった方法が一般的です。

ネガティブSEOは、通常のSEOとは逆にサイトの検索結果の順位を下げる目的で行われるため逆SEOとも呼ばれています。
たとえば企業に対する言われのない誹謗中傷を記載したサイトの評価を落として、検索順位を下げて世間の目に触れる頻度を減らすのが本来の目的です。
しかし誹謗中傷や炎上行為を記載したサイト相手ではなく、単にライバル会社にあたるWebサイトの評価を相対的に下げるために用いられ始めました。
ライバル会社と似たカテゴリの高評価なページを多数作ったり、低評価のサイトからリンクを大量に設置するといった逆SEOの悪用が増えつつあります。

逆SEOを用いて他者を下げることで評価を得る方法はGoogleのアルゴリズムを逆手に取った悪質な施策であり、明確に検索エンジンのガイドラインに違反する行為です。
過度な施策を行えばGoogleからのペナルティ対象やインデックス削除となるだけでなく、法に触れる恐れもあるため絶対に行うべきではありません。

しかし逆SEOの被害に遭う可能性は十分あるため、その具体的な手段と対策法を知っておく必要があります。
主な手口はコピーサイトを大量に作ってコピー元をスパムだと認識させる方法、作成したコピーサイトに大量の被リンクを貼る方法、ウィルス攻撃で感染させる方法の3つです。

コピーサイトを大量作成してスパムサイトに誤認させる方法とそれらのサイトに貼られた被リンクに関しては、被リンクの否認で回避できます。
Search Consoleを開き、サイトへのリンクをチェックすれば被リンク一覧が表示されるので、CSVもしくはGoogleドキュメントでダウンロードしてください。
不適切なリンクが見つかったら、サイト運営者への問い合わせや削除申請を行いつつ削除していきます。
手動での削除が不可能な場合は、外部ツールを用いて否認を行いましょう。
否認ツールに送信したリンクのリストに関しては、数週間も経てば検索結果に反映されて正常な順位へと回復していきます。

ウィルス攻撃に関しては、通常のデバイスと同じく不審なリンクのクリックが原因です。
リンクを踏んだ行為によりウィルスを仕込まれることが圧倒的に多いため、不用意にリンクをクリックするのは避けましょう。